洗濯機を処分する6つの方法~費用相場・家電リサイクル料金を徹底解説!~

「洗濯機が壊れたので処分したい」「引越しを機に新しいものに買い替えたい」―。このような理由で洗濯機の処分を検討する方も多いでしょう。このときに気になるのは、下のような点かと思います。

  • どうやって処分するのか
  • 粗大ごみに出せるのか
  • 業者に引き取ってもらう場合、いくらするのか

他にも多くの疑問があるかと思いますが、主に気になるのは「処分方法と費用」でしょう。この記事ではこの2つを中心に、洗濯機の処分について詳しく解説していきます。「洗濯機を処分したい」と考えている方には、きっと参考にしていただけるでしょう。

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洗濯機を処分する6つの方法

洗濯機の処分

洗濯機の処分は、主に下の6つの方法で行います。

  • 家電小売店に依頼
  • 不用品回収業者に依頼
  • クリーンセンターに自分で持ち込み
  • 新品を買い、家電店に下取りを依頼
  • リサイクルショップに売る
  • ネットオークションなどで自ら売る

以下、それぞれの処分方法について説明していきます。

家電小売店に依頼

洗濯機は「家電リサイクル法」にのっとって処分する必要があります。この法律では、市区町村が指定する家電販売店などに、処分を依頼する必要があります。

売れるものはリサイクルショップなどに売ってしまってかまいません。あくまで「処分する場合は指定の販売店」ということです。

この理由や対象の製品などの詳細は、下の段落で詳しく解説しています(これは単純に「捨て方を知りたい」というだけなら必要ない情報なので、その場合は、このまま他の処分方法を読んでいただけたらと思います)。

洗濯機は粗大ごみでなく「家電リサイクル」に

不用品回収業者に依頼

回収業者

洗濯機の処分は、不用品回収業者に依頼するのも一つの手です。洗濯機単品なら家電店に引き取ってもらう方が良いことが多いでしょう。しかし、下のようなケースでは不用品回収業者に依頼すべきといえます。

  1. 他の不用品もまとめて処分したい
  2. 近くに家電小売店がない
  3. 小売店はあるが、訪問引き取りに対応していない

こうしたケースでは、自宅まで不用品回収業者に来てもらうメリットが多くなるでしょう。この点も含めて、回収業者に依頼するメリット・デメリットは、下の段落で詳しく解説しています。

洗濯機の処分を回収業者に依頼するメリット・デメリット

また、回収業者を選ぶときは「選び方のポイント」も知っておく必要があります。それについては下の記事を参考にしていただけたらと思います。

指定引取場所に自分で持ち込み

自ら「指定引取場所」に持ち込む方法もあります。家電小売店なども最終的にはそこに持ち込むのですが、それを「自分で直接やる」ということです。

指定引取場所とはどのような場所か

具体的な場所を知ると、イメージしやすいでしょう。たとえば千葉県松戸市では、下の3箇所です。

  1. 新柏倉庫株式会社柏取扱所
  2. 丸全京葉物流株式会社・船橋営業所
  3. MDロジスフィールドサービス株式会社・市川営業所

一言でいうと私企業で、大型の物流倉庫・物流センターです。大体どの市区町村でも、松戸市のように数箇所となっています。

指定引取場所の調べ方

これは、下の「家電製品協会」のページで調べます。あなたの住む都道府県を選択すれば、引取場所の一覧が出ます。

その中のどこに持ち込んでもいいのですが、基本的には最寄りの場所に持ち込むのがいいでしょう。

※参考…最寄りの指定引取場所・営業日検索(一般財団法人・家電製品協会)

持ち込みで処分する方法については、下の段落でさらに詳しく解説しています。

洗濯機を持ち込みで処分するやり方

新品を買い、家電店に下取りを依頼

新しい洗濯機に買い換えるつもりであれば、その家電量販店に下取り(引き取り)をしてもらうという手もあります。すべての店舗が対応しているわけではありませんが、大手では対応している店舗が多いものです。

この方法については「家電量販店で新品を買い、下取りを依頼」の段落をご覧いただけたらと思います。

リサイクルショップに売る

最寄りのリサイクルショップや、インターネット上の買取専門店に売る方法もあります。特にネットの買取専門店は「一括査定」などのサービスも提供しており、大体いくらで売れるのかという相場がわかりやすいものです。

このようなリサイクルショップや、ネットの買取専門店に売る方法は下の段落を参考にしていただけたらと思います。

リサイクルショップ・ネット買取専門店に売却

ネットオークションなどで自ら売る

ヤフオクなどのネットオークション、メリカリなどのフリマアプリを使って、自ら洗濯機を売る方法もあります。買い手と売り手が直接つながる分、売り手(あなた)の利益が大きくなるのが特徴です。

さまざまな手間や労力が必要になりますし、入金や配送のトラブルもありますが、問題なくできると感じる方は、挑戦していただくのもいいでしょう。この方法については「ネットオークション・フリマアプリで売る」の段落で詳しく解説しています。

【方法別】洗濯機の処分費用の目安・相場は?

電卓

洗濯機の処分費用は、方法別の相場でまとめると、下記のようになります。

売却 黒字(最悪でも無料)
自分で持ち込み 2484円~3202円
買い替え 無料~3000円
家電店の引取 5000円前後
不用品回収業者に依頼 8800円

以下、それぞれ詳しく解説していきます。

売却…黒字(最悪でも無料)

下のようないずれの方法で売る場合も、処分の費用はかからず「利益が出る=黒字」が基本となります。

  • リサイクルショップ
  • ネット買取業者
  • フリマアプリ
  • ネットオークション

ただ、どんな洗濯機でも必ず売れるわけではありません。あくまで「売れるだけの価値がある洗濯機」に限られます。

しかし、そのような価値のある洗濯機であれば、処分費用が一番安い方法は、この「売却」となります(最悪でも無料です)。

自分で持ち込み…2484円~3202円

自分で指定引取場所に持ち込む場合は、「家電リサイクル法で決まっている費用」のみがかかります。この料金はメーカーごとに決まっていて、大手はほとんど2484円です。

そして、中堅メーカーなどで高くなった場合も、3202円までです(2019年3月現在)。このため、自分で持ち込む場合の処分費用は「2484円~3202円」で固定となります。

(ただし、指定場所に持ち込むためのガソリン代は考慮する必要があります)

買い替え…無料~3000円

家電販売店で買い替える場合、新しく買う洗濯機の金額や、販売店のサービスによっては「引取り無料」となります。逆に「どれだけの金額の洗濯機を買おうと、引取り料金は一律3000円」という販売店もあります。

場合によっては3000円より高く「5000円」などとなるときもありますが、大手では3000円が多いと考えてください。

家電店の引取…5000円前後

ケーズデンキ

地域の家電販売店に引き取ってもらう場合、5000円前後が相場となります。これは、先に書いた家電リサイクル法の「2484円~3202円」に、家電店の手数料がプラスされたものです。

当然ながら、家電店は引き取った洗濯機を一時的に保管する、指定場所に持ち込むなどの作業をする必要があります。その手間賃がプラスされているということです。

もちろん、家電店の方針によっては「利益」がプラスされている場合もあります。ボランティアではないのでこれは当然です。

しかし、環境省の調査結果によれば、65%程度の地域小売店が「実際の収集運搬料金のみ請求した」と答えているようです。実際、平均的な金額(5000円程度)も、それに該当するといえます。

店舗によってはもっと高くなる場合も安くなる場合もありますが、基本的に5000円程度と理解して下さい。

※参考…家電リサイクル法の収集・運搬料金に関する実態調査結果PDF(環境省・2013年)

不用品回収業者に依頼…8800円

洗濯機と業者

不用品回収業者にまかせる場合の料金は、当然ながら業者によって変わります。また、同じ業者でも「どんなサービスパックを使うか」によっても異なるものです。

弊社エコアールの場合

弊社の場合「洗濯機プラスαのみ」の場合は8800円です。これは「ショートパック」というプランで、1㎡(平方メートル)の荷物をお引取りできます(高さについては特に条件を指定していませんが、洗濯機の高さなら問題ございません)。

「洗濯機以外の不用品もまとめて処分したい」という場合には、「軽トラパック」をおすすめしております。これは2万5000円で軽トラ1台分の荷物をお引取りできるものです。

おおよそ1R程度の荷物を処分することができます。一人暮らし・単身者の方が引越しや大掃除などをされるときには、こちらのプランも役立てていただけるでしょう。

他社だとどうなるか

他社様の料金は、関東エリアではこれよりやや高くなるとお考えください。弊社は埼玉県・東京都・神奈川県・千葉県では「業界最安保証」をいたしております。

そのため、他社のお見積りより弊社が1円でも高ければ、値引きさせていただくことが可能です。このため、関東エリアでは上でご説明した弊社の料金が「ほぼ最安レベルの相場」とお考えください。

他地域の場合

関東エリア以外では、それぞれの地域ごとの相場があります。たとえば大阪市・名古屋市・福岡市などの大都市は、移動距離が短い分「意外と安い」ものです。

逆に人口の少ないエリアでは、移動距離が長くなる分、料金が高くなるケースも多く見られます。最終的には「地域しだい・業者しだい」ですが、安ければ8800円程度からのプランがある、と理解してください。

なお、弊社の料金体系については「エコアールの料金について」というページで、より詳しく解説しています。

洗濯機の家電リサイクル料金

作業着と電卓

洗濯機に限らずすべての製品で、家電リサイクルに必要な料金は決まっています。ここではその金額について解説していきます。

自分で持ち込む場合…2484円

クリーンセンターに自分で持ち込む場合、法律で決まっている「最低限の料金」のみでOKとなります。その金額が、洗濯機の場合は2484円(税込)となります。税別なら2300円です(消費税8%の場合)。

主要メーカーはどの会社でも同じ

洗濯機の場合、メーカーによる違いはありません。今後は変化があるかもしれませんが、2019年3月時点では、「どのメーカーでも2484円」と統一されています。

他の家電製品は、一部違いがある

他の家電製品でも、メーカーごとの料金の差異はあまりありません。しかし「ブラウン管式のテレビ」については、少し差があります。

たとえばサイズが小型(15型以下)の場合、パナソニックや東芝映像ソリューションなどは「1296円」となっています。一方、日立コンシューマ・マーケティングや富士通ゼネラルなどは「1836円」と、600円ほど高くなっています。

同様に大型(16型以上)でも、上記の会社のそれぞれで「2376円・2916円」と、やはり600円ほどの差があります。

このように、テレビの一部で差があるものの、洗濯機や乾燥機については、どの家電メーカーでも現状では同じ料金と理解して下さい。

ややマイナーな会社は料金が変わる

メジャー・マイナーという区分けは難しいものですが、パナソニックや東芝ほどの知名度がないメーカーの場合、少々高くなります。一例をピックアップすると下記の通りです。

東京ガス株式会社 2484円
大阪ガス株式会社 2592円
ウィンコド株式会社 3202円
エスケイジャパン株式会社 3202円
ツインバード工業株式会社 3202円

上記のように、知名度が低いメーカーの場合は「3202円」が多くなります。東京ガス・大阪ガスについては、言うまでもなく大企業です(知らなくても名前でわかるかと思います)。

「ガス会社が洗濯機や乾燥機?」という点は意外に思う人が多いでしょう。製品の種類は主に「ガス衣類乾燥機」だと思われます。

「大企業ではあるものの、洗濯機・乾燥機のメーカーとしては意外」ということでピックアップしました。こうした「少々意外な企業」でも、大企業は信頼性が高いため、リサイクル料金が安くなっています。まだそこまで大きくない企業の場合は、ほとんどが「3202円になる」ということです。

洗濯機の処分を回収業者に依頼するメリット・デメリット

業者と女性

洗濯機の処分は、不用品回収業者にまかせるのも良い選択肢です。ここでは、そのメリットとデメリット、注意点を説明していきます。

洗濯機も含めた「不用品回収業者を利用するメリット・デメリット」は、下の記事でも詳しく解説しています。興味がある方は、こちらも参考になさってみてください。

メリット…他の不用品も一緒なら割安&便利

洗濯機の処分を不用品回収業者にまかせるべきケースは「他の不用品も一緒」という場面です。これはメリットというより「そもそも、他の不用品は家電小売店などでは引き取れない」という理由によります。

稀に「家電小売と不用品回収を両方経営している」という会社もあるかもしれません。それなら他の不用品も引き取れますが、そもそもそのような業者は「不用品回収業者」ともいえます。

要は「他の不用品があるなら(専業・兼業を問わず)不用品回収業者に頼むべき」「洗濯機だけなら、家電小売店に頼むべき」ということです。

デメリット…洗濯機だけなら、家電店に頼む方が安い

洗濯機

洗濯機も含め、家電リサイクル法の対象製品は「市区町村が指定した家電小売店しか引き取れない」というルールになっています(もしくはクリーンセンターや処分業者に直接持ち込みます)。

つまり、不用品回収業者が引き取っても、その業者がまた家電店に持ち込むことになるのです。だったら「最初から家電店に依頼した方がいい」ということですね。

これはもちろん、不用品回収業者の問題ではありません。「そもそも仕事内容がまったく違うので、洗濯機だけなら依頼する理由がない」ということです。これは洗濯機に限らず、テレビやエアコンなど、他の家電リサイクル法の対象製品でも言えることです。

家電小売店が引取りに対応していない場合

たとえば最寄りの家電小売店が、自宅まで引取りにきてくれない、ということもあるでしょう。あまり見られないケースですが、たとえば下のようなパターンが考えられます。

  • 店主が高齢のため、運転ができない
  • 店主が体調を崩して入院している

過疎地などの田舎では、60代や70代、場合によっては80代などの高齢の店主が、家電店を経営していることもあります。そのような場合、必ずしも自宅まで引き取りに来れるとは限らないのです。

このケースでは不用品回収業者に頼むべき

こうしたケースでは、不用品回収業者に依頼するのがいいといえます。家電店が引き取りに来られない以上、それ以外の選択肢がないでしょう。

もちろん「自分で車を出して持ち込める」という場合は別です。しかし、自動車などの足がない場合は、不用品回収業者に依頼するのが唯一の選択肢となります。

注意点…スピーカー巡回型の業者には依頼しない

廃品回収車

不用品回収業者の中には、スピーカーでアナウンスをしながら街中を巡回している業者も存在します。こうした営業形態はもちろん悪くありません。

しかし、このような業者には、基本的に依頼しないようにしましょう。理由は、ごく一部ではあるものの、悪徳業者が混じっているためです。

悪質業者の手口

悪質な業者は、主に下のような手口を使うことが報告されています。

  • 家に上がり込んだ後で法外な料金を請求する
  • 頼んだもの以外の物も勝手に持っていく

これらは「被害がわかりやすい」ものですが、被害がわかりにくいもので、下のような手口もあります。

間取りを調べて、その情報を窃盗団に売る

これは悪質を通り越して犯罪なのですが、最初から「これを目当て」に巡回している業者も、ごく稀に存在します。窃盗団に情報を売ることもあれば「その業者自体が窃盗団」ということもあります。

業者自体が窃盗団の場合は、その業者を招き入れることは、窃盗の下見をさせるのと同じなのです。極めて危険であることは言うまでもないでしょう。

もちろん、ここまで悪質な業者はごくわずかです。しかし、現実に被害が報告されており、行政が注意喚起をしているのも事実です。

このような理由から、洗濯機を処分する場合でも、スピーカーで巡回している業者には、依頼しないようにしてください(なお、このような廃品回収業者によるトラブルについては、下の記事でも詳しく解説しています)

洗濯機を無料で処分する3つの方法

喜ぶ主婦

洗濯機の処分には、ここまで書いてきた通り「家電リサイクルの料金」などがかかります。しかし「できれば無料で処分したい」と思う人は多いでしょう。

ここでは、洗濯機を無料で処分するための3つの方法を解説していきます。

家電量販店で新品を買い、下取りを依頼

家具や家電の処分では定番の方法ですが「販売店で新品を買う」というやり方です。多くの家電量販店は「新品を買ってくれたら、古い製品を無料で下取り」というサービスを提供しています。そのサービスを利用すれば、洗濯機を無料で処分できるということです。

ビックカメラが店舗限定でサービスを提供

たとえばビックカメラの場合、下のような条件で無料下取りをしています。

  • 1万5000円以上購入
  • 店舗限定(すべての店舗ではない)
  • ネットショップは例外(実店舗で買う)
  • 「洗濯機」を買わなければいけない

簡単に書くと「店舗限定で、1万5000円以上」という条件です。この点は、洗濯機だったら問題ないでしょう。洗濯機は中国メーカー製(ハイアールなど)の格安商品でも、2万円程度はするためです。

洗濯機の下取りなら、洗濯機を買わなければいけない

これも特に問題ないとは思いますが、洗濯機を引き取ってほしいなら、ビックカメラでも洗濯機を買う必要があります。洗濯機に限らず「同じ商品しか引き取らない」ということです。

※参考…【店舗限定】買い替え無料下取りサービス(ビックカメラ)

ビックカメラで他に下取りしている製品

家電製品売り場

参考までに、ビックカメラが他にどんな製品を下取りしているか、一例をあげます。他の大手でも大体これらの製品ジャンルは共通するので、「大手家電店の下取り」をイメージしやすいかと思います。

  • 扇風機
  • ミシン
  • 炊飯器
  • アイロン
  • 空気清浄機
  • プリンター

他にも多数の製品があります。ビックカメラのような大手チェーン店て何かを購入するときは「無料下取りの対象でないか」をチェックするといいでしょう。意外かもしれませんが、ビックカメラでは「ふとん」も無料下取りの対象です。

(ふとんの処分については、下の記事で詳しく解説しています)

ここではビックカメラを例にあげましたが、ヨドバシカメラ・ヤマダ電機・ケーズデンキなどの他の量販店でも、同様のサービスを提供しています。

リサイクルショップ・ネット買取専門店に売却

洗濯機を含め、あらゆる家電製品や楽器・ブランド品などを買い取っている「買取専門店」があります。そうした店舗・企業に売るのも一つの選択肢です。

大企業の例

誰もが知っている大企業だと、例えば下のような会社があります。

  • ハードオフ
  • ネットオフ
  • 創庫生活館(旧・生活倉庫)

これらは有名なチェーン店ではありますが、家電に特化しているわけではありません。洗濯機のような家電製品については、家電専門の買取業者に売る方がいいこともあります。

家電製品専門の業者の例

あくまで一例ですが、下のような買取業者があります。

  • 家電王
  • 家電高く売れるドットコム

名前通り「家電専門」のため、製品によっては高値で買い取ってもらえる可能性があります。

ネット買取専門店に売る

家電専門ではありませんが、上記の2サイトと同様「インターネットから買い取る」というサイト(業者)も存在します。たとえば下のようなサイトです。

  • 買取ドットコム
  • おいくら?

これらのサイトは、洗濯機以外にも金券類・楽器・時計・パソコンなど、あらゆる品物を買い取っています。洗濯機と一緒に売りたいものがあるという場合、こうしたサイトで査定を受けてみるのもいいかもしれません。

ネットオークション・フリマアプリで売る

ネットオークションをする女性

リサイクルショップや買取専門店などの業者を通さず「自分で直接売る」という方法もあります。

  • ネットオークション…ヤフオクなど
  • フリマアプリ…メルカリなど

これら定番のサービスを使い、自ら買い手を探すやり方です。少々手間はかかりますし、トラブルのリスクもあります。しかし、うまく行けば業者の中間マージンがない分、あなたがもらえるお金が多くなります。

売るために何をすればいいか

主に下のような作業をします。

  1. アカウント登録
  2. 洗濯機の写真撮影
  3. メーカー・型番などを調べる
  4. 商品の説明を詳しく書く
  5. 値決めをする
  6. 落札者と交渉する
  7. 梱包・発送する

特に大変なのは、最後の「梱包・発送」でしょう。これが古本やゲームソフトなら、ごく簡単な包装で送ることができます。古着なども簡単です。

しかし、洗濯機となると「そもそも箱がない」という人がほとんどでしょう。この場合、どのように発送すればいいかを解説します。

ヤマトの「らくらく家財宅配便」を使う

あくまで一つの方法ですが、ヤマトホームコンビニエンスが「らくらく家財宅配便」というサービスを提供しています。文字通り、クロネコヤマトの普段の宅配便が「家財道具に特化した」ものです。

梱包・配送・設置のすべてを任せることができるのが特徴。このため「箱をどうするか」「どう包めばいいのか」などの問題がすべて解決します。配送先でも設置作業をしてもらえるため、購入者の方も安心です。

料金はいくらくらいか

これは洗濯機のサイズ・重量や、どこからどこに送るかで決まります。興味がある方は、下の公式ページから詳細をチェックしてみてください。

※参考…らくらく家財宅配便(ヤマトホームコンビニエンス)

洗濯機を持ち込みで処分するやり方

クリーンセンター

洗濯機は自らクリーンセンター・処分場に持ち込んで処分することもできます。ここではそのやり方を解説します。

メーカー名をメモ

まず、洗濯機のメーカー名を確認し、メモしてください。郵便局で家電リサイクル券を買うために必要な情報です。

テレビなら画面サイズ、冷蔵庫や冷凍庫なら「内容積」の情報が必要ですが、洗濯機ではそのような情報はいりません。メーカー名のみでOKです。

郵便局で家電リサイクル券を購入

郵便局

メーカー名をメモしたら、郵便局に行きます。貯金窓口で「家電リサイクル券を購入したい」と、希望を伝えてください。

このとき用紙をもらうので、そこに必要事項を記入します。記入したらリサイクル料金を払います。たとえば東芝の洗濯機・衣類乾燥機であれば、2019年3月現在では2484円(税込み)となっています。

※参考…品目別・メーカー別リサイクル料金(一般財団法人・家電製品協会)

ゆうゆう窓口・ATMコーナーでは買えない

家電リサイクル券を購入できるのは、郵便局の中でも「貯金窓口」だけです。ゆうゆう窓口やATMコーナーでは買えないので、この点は注意してください。要は「人がいて、郵便以外の業務をしている窓口」でないとダメということです。

ゆうちょ銀行の振込手数料が1枚ごとにかかる

これは大したことではありませんが、家電リサイクル券の料金とは別に「ゆうちょ銀行の振込手数料」がかかります。下のような金額です。

  • 窓口で支払う…1件につき130円
  • ATMで払い込む…1件につき80円

このように「完全に小銭」というべき金額であり、それほど気にする必要はありません。ただ「ちょうどの金額で出かけてしまうと、足りなくて引き返すはめになる」ということのみ、注意してください。

(家電リサイクル券の購入に限らず、お金が必要な用事で出かけるときは、少し多めに持っていくのが鉄則だとは思いますが…)

指定引取場所に持ち込む

家電リサイクル券を購入したら、あとはクリーンセンターなどの指定引取場所に持ち込むのみです。このとき「家電リサイクル券の控え」を、帰りに忘れずに持ち帰るようにします(普通は係の方が渡してくれるので、特に注意する必要はありません)。

洗濯機は粗大ごみでなく「家電リサイクル」に

粗大ごみ

洗濯機は粗大ごみとして捨てることができません。「家電リサイクル」に出す必要があります。ここではその理由と、家電リサイクル法について説明していきます。

なぜ粗大ごみで回収しないのか

これは「家電製品にはレアメタルなどの貴重な資源が多く使われているため」です。洗濯機もその一つで、こうした製品については「販売店が引取り、メーカーがリサイクルをする」という流れになっています。

家電リサイクル法とは

家電リサイクル法とは、上記のように「特定の家電製品は必ずリサイクルする」と定めたものです。下記の「家電4品目」が対象となります。

  • 洗濯機・衣類乾燥機
  • 冷蔵庫・冷凍庫
  • テレビ
  • エアコン

「家電4品目」と呼ばれますが、洗濯機と衣類乾燥機はセットとして扱われます。冷蔵庫・冷凍庫についても同じです。

対象になる製品・ならない製品

洗濯機と女性

洗濯機や乾燥機に分類される製品でも、家電リサイクル法の対象になる製品と、ならない製品があります。一番簡単な分類は下記の通りです。

  • 家庭用…対象
  • 業務用…対象外

これ以外でも「家庭用だけど対象外」という洗濯機・乾燥機もあります。ここではその区別を、北海道札幌市の例で紹介していきます(他の都道府県・市区町村でも大体共通するルールです)。

対象になる製品

札幌市の場合、下のような洗濯機は対象になります。

  • 洗濯乾燥機
  • 全自動洗濯機
  • 2槽式洗濯機

乾燥機については下のようなものが対象です。

  • ガス衣類乾燥機
  • 電気衣類乾燥機

乾燥機については、要は「ガス・電気のどちらでも対象」ということです。洗濯機についても「一般的な家庭用のものは大体対象」と考えていいでしょう。

対象にならない製品

下のような製品は、対象になりません。

  • 衣類乾燥機能つき換気扇
  • 衣類乾燥機能つき除湿機
  • 衣類乾燥機能つきハンガー
  • 衣類乾燥機能つき布団乾燥機
  • 衣類乾燥機能つきハンガー掛け

いずれも「衣類乾燥機能つき」という部分がコツしています。その換気扇・除湿機・ハンガー・布団乾燥機・ハンガー掛けがNGということです。

※参考…テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンリサイクル(札幌市)

どのような機械なのか?

多くの人は、上の説明を読んでもピンとこないでしょう。逆にいえば「それだけ、大抵の洗濯機・乾燥機は引き取ってもらえる」ということです。

その前提で、上記の「衣類乾燥機能付き~」というものが、どのような機械なのかを「除湿機」で説明します。

衣類乾燥機画像引用元:パナソニック衣類乾燥除湿機「F-YHRX200」

上の画像は、パナソニックの衣類乾燥除湿機「F-YHRX200」です。画像を見ての通り、周辺の湿気を除去する機械ですが、それを衣服の下に設置します。すると「周辺の湿気が吸い取られる→衣服の湿気も吸収される」という流れで、衣服が乾燥するわけです。

これは「乾燥機」には分類されない

上記の機械の目的は「服を乾燥させること」です。そう考えると「乾燥機」といえなくもありません。しかし「これは対象外とする」ということを、先に書いた札幌市のルールは説明しているわけです。

家電リサイクル法のルールに限らず、法律というのは「これは良い、これはダメ」ということを、事細かに定める必要があります。そうしないと「法律の抜け穴」ができてしまうためです。

そのような抜け穴を作らないために、先に書いたような「衣類乾燥機能付き○○」という「対象外の製品」が多くリストアップされています。しかし、「普通の洗濯機や乾燥機を捨てる分には問題ない」と理解して下さい。

まとめ

オペレーターの女性

洗濯機は家電リサイクル法の対象のため、他の不用品よりも処分のルールが複雑になります。「自分で持ち込んでも数千円」「家電小売店に頼めば安くて5000円、高ければ1万円」など、処分費用も他の不用品より高いのが特徴です。

「たった洗濯機1台を取りにきてもらうのに、5000円も払うのか…」と思う方も多いでしょう。そのような方には特に、弊社のような不用品回収業者を使っていただくのがおすすめです。

弊社エコアールのお得な「ショートパック」であれば、1㎡の荷物まで、8800円でお引取りできます。洗濯機にプラスして、いくつかの不用品をおまかせいただけるわけです。

安い家電店と高い家電店の「中間程度の費用」で、洗濯機以外の不用品も処分できる―。そう考えると、コストパフォーマンスはかなり良いと実感していただけるのではないでしょうか。

弊社は埼玉県・東京都・千葉県・神奈川県の関東エリアを対象とし「業界最安値保証」を宣言しております。そのため、もし他社様のお見積りの方が1円でも高ければ、値引きさせていただくことも可能です。

まずは「他社と比較したい」などのご希望でも歓迎ですので、お気軽に見積もりをご依頼いただければと思います。お見積りやご質問などは、電話・メールで無料で受け付けておりますので、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

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