埼玉県で自転車を処分する11の方法~粗大ごみ・持込・業者の費用を徹底解説!~
長年使っていない自転車の置き場に困ったときや引っ越しのときなど、自転車の処分を検討することは多いでしょう。そのとき、下のような点が気になるという方が多いかと思います。
- 自転車は粗大ごみに出せるのか
- 自分の自治体ではどんなルールなのか
- 費用はどれくらいかかるのか
これらの答えは、同じ埼玉県の中でも市町村によって異なります。粗大ごみに出せるのはすべて同じですが、そのルールや費用がそれぞれ異なるものです。
この記事では、そうした埼玉県の各市町村での、自転車処分に関するルールをまとめていきます。埼玉県で自転車を処分したいと考えている方には、きっと参考にしていただけるでしょう。
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埼玉県で自転車を処分する方法・11選
埼玉県での自転車の処分方法は、主に11通りあります。ここではそれらの方法のメリット・デメリットなどを見ていきましょう。
粗大ごみとして出す
一番簡単なのはこの方法です。下のようなデメリットや手間はありますが、費用は500円前後と、非常に安くつきます。
- 事前の申し込みやシール券の購入が必要
- 収集日まで待たないといけない
上の2点さえ問題なければ、粗大ごみとして出すのがいいでしょう。詳しいルール・やり方などは下の段落で解説しています。
不用品回収業者を利用する
もし「他にも処分したいものがある」「できるだけ早く捨てたい」というときには、不用品回収業者を利用するのがいいでしょう。業者を利用する場合、下のようなメリットがあります。
- 最短で即日回収できる
- 多くのものを同時に捨てたい場合、割安になることが多い
特に「他のものも同時に捨てたい」というときには、かかる労力を節約できることを考えても、業者に依頼するのがベストといえるでしょう。
クリーンセンター(処分場)に持ち込む
業者に依頼せずに「すぐ捨てたい」というときは、自らクリーンセンターに持ち込む方法もあります。この方法の詳細は下の段落をご覧ください。
自転車店に処分してもらう
街中の自転車販売店は、ただ新品を売るだけでなく「自転車の処分も引き受ける」というところがあります。「ホームセンターの自転車売り場」のようなところでは引き受けていないことが多いものです。しかし、自転車の修理をメインにしているような個人店なら、処分を引き受けてくれることが多くあります。
ただ、この場合の費用は意外と高く、2000円~3000円程度が相場となります。自転車店も基本的にはパーツをとって粗大ごみに出すわけですが、粗大ごみなら自分で捨てれば500円です。
そう考えると、すぐ近くに自転車店があるなどの条件でなければ、粗大ごみに出す方がいいでしょう。
サイクルショップに下取り依頼(新品を買う)
もし「新品の自転車に買い替える」のであれば、そのサイクルショップに下取りを依頼する方法があります。これで費用がかかるかどうかは、業者によって異なるものです。
サイクルベースあさひの場合
最大手の1社「サイクルベースあさひ」の場合、買い換えなら500円というルールになっています。単純な引き取りだけなら1,000円と、こちらも普通の販売店と比較して安めの料金設定になっています。
ネット通販でも引き取り可能か
これはおおむね可能なようです。ただ、購入する商品にもより「子供用の自転車を購入したのに、大人用の自転車を引き取ってもらう」というのは、不可だといえます。
ネット通販は実店舗での買い替えと違い「送料」の問題があるため、個々のケースによって異なる部分が多いでしょう。このため、ネットでの買い替えを検討している場合は、あさひでもその他のショップでも、事前に問い合わせして確認するようにしてください。
中古自転車の専門店に売る
最近では「中古自転車専門店」も増えています。上の段落で書いたあさひも「中古専門」のサービスとして「ロハスサイクルあさひ」の事業を立ち上げています。
他にも、大手の中古自転車専門店では、下のようなショップ・企業があります。
- 自転車中古センター
- サイクリー
- エコチャリEC
- サイクルパラダイス
- TREK中古自転車専門店
これらは名前に「中古・エコ」などと入っているように、中古自転車の売買を専門的に扱っている店舗です。「サイクリー」は名前だけだとわかりにくいですが、「日本最大級のUSEDスポーツサイクル&パーツ買取り・販売店」と銘打たれています。
このような中古専門店であれば、後述するリサイクルショップなどより「買い取ってもらえる確率が高い」といえるでしょう。もし買い取ってもらえる場合は、処分費用はゼロとなります。
(ただし、ある程度価値がある自転車に限られます)
リサイクルショップに買取依頼
自転車専門店でなく、街中のリサイクルショップに買い取ってもらう方法もあります。ただし、これは高額買取の期待はできません。
- 自転車をリサイクルショップに買いにくる人は少ない
- 自転車は単価が高くない割に場所をとる
上記のような2つの理由からです。実際、あなたも自転車を買おうとしたとき「リサイクルショップで買おう」とは思わないでしょう。中古で買うにしても、上で紹介したような「中古自転車専門店」のネット通販などで買うはずです。
このような理由から、リサイクルショップの買値はどうしても安くなります。
例外的に売りやすいもの
リサイクルショップでも売れやすいものは、下のような自転車です。
- ブランド品
- 高額な自転車(ロードバイクなど)
- 子供用自転車
ブランド自転車など高額なものについては、先に書いたデメリットの「単価が安い割に場所をとる」という問題が解消されます。単価さえ高ければ、多少場所をとってもいいわけです。
子供用自転車については「需要がある」というのが理由。子供は練習のためによく転ぶので、高い自転車を買ってもボロボロになってしまいます。
また、すぐに成長して小さな自転車が不要になるため「子供用は安い中古でいい」と考える親御さんが多いのです。子供の側もあまり外見を気にしないため、中古でもまったく問題ありません。
このような理由から、リサイクルショップでも「子供用自転車」であれば、買い取ってもらいやすいといえます(ただ、それほど高値にはならないと考えてください)。
友人・知人にゆずる
昔から定番の方法ですが、友達や知り合い、家族や親戚・近所の人などに譲る方法もあります。ただ、これはあくまで「押し付けがましくない程度にする」ことを意識してください。
特にご近所や親戚の方などは「断りたくても断れない」ということがあります。基本的に「相手が断りたければ簡単に断れる」という雰囲気で話しを持ちかけるようにしましょう。
クラシファイドサービスを使う
これはいわゆる「掲示板」です。「譲ります・あげます・ください」などの情報が交換される掲示板を指します。
日本では「ジモティー」が特に有名なサイトです。ここに行けば埼玉県の各市町村で自転車を欲しがっている人の投稿があります。
そうした方と連絡を取り合って、条件が一致すればあとは譲るだけです。ただ、このときあなたの名前や住所などの個人情報が悪用されないよう、細心の注意を払ってください。
受け渡し・引き渡しの場所も公園の駐車場など「あなたの住所が特定されない場所」にしましょう。
オークション・ネットフリマで自ら売る
特に価値の高い自転車であれば、ネットオークションやフリマアプリなどで自ら売る方法もあります。前者ならヤフオク、後者ならメルカリなどが特に有名でしょう。
ブランド品は自ら売る方がいい
自転車の中にも人気のブランドがあります。特に海外製のものですが、たとえば下のようなものです。
- ビアンキ
- ブルーノ
- ジオス
- ラレー
- プジョー
- ルイガノ
- ハマー
特に車が好きな人なら「プジョー・ハマー」に反応するでしょう。これらは高級車のメーカーとして、それぞれ有名です。自動車メーカーが作るブランド自転車もあるわけですね。
どのブランドにしても、こうした自転車は「そのメーカーのその型がいい」というこだわりを強く持つサイクルマニアの方がいます。この場合は中古でも十分に高く売れ、送料などの元も簡単に取れるものです。
このため、もしこうしたブランド自転車を処分したいのであれば「自らネットで売る」ことも考えてみるといいでしょう。
解体して不燃ごみ・金属ごみに出す
自転車は解体して処分することもできます。最初に結論を書くと「好奇心でやってみたい」という方以外にはおすすめしません。まず、その理由から説明していきます。
自分で解体するのがおすすめできない理由
この理由は下記の通りです。
- 金属切断用のこぎりなど、数千円~1万円以上する工具が必要
- その他にもスパナなど各種の工具が必要
- 初めての場合、数時間はかかる
- ケガをするリスクも高い
つまり「時間・お金・労力・安全性」と、あらゆる面で「普通に粗大ごみか業者の回収に出す方がいい」のです。
自力で解体するメリット
ただ、メリットもあります。箇条書きにすると下記の通りです。
- 解体や組み立て(DIY)の能力が高まる
- 車がなくても、最短で「その日中」に捨てられる
後者については、粗大ごみだと収集日まで待たなくてはいけません。クリーンセンターへの持ち込みだったら即日捨てられますが「車がない」ということもあるでしょう。
金属ごみ・不燃ごみの日までは待たなくてはいけない
2つ目のメリットについては、あくまで「粗大ごみの日」までは待たなくていいというだけです。解体した自転車は金属ごみや埋め立てごみ(燃えないゴミ)となるため、その回収日までは待つ必要があります。
それらの回収日が「明日」など、近づいているときには解体して捨てるメリットがあるといえるでしょう(一番のメリットは、やはりDIY能力が高まることですが)。
埼玉県で粗大ごみとして自転車を捨てるときのポイント
「埼玉県×自転車」という組み合わせに限らず、粗大ごみを出す時のルールは自治体によって異なるものです。ここでは、埼玉県で自転車を粗大ごみとして処分するときのルールなど、知っておくべきポイントをまとめます。
収集日は決まっていない(予約制)
埼玉県の市町村では、粗大ごみの収集日は決まっていません。一部の例外はありますが、ほとんどは「その都度、収集日を決める」というやり方になります。
もちろん、いつでもいいわけではありません。どのように日時が決まるのかを解説します。
回収日時の決まり方
市町村ごとに「平日のみ可能」「第2・第4土曜日も可能」などのルールがあります。その範囲内で、電話で相談して日時を決めます。
これがどこまで希望通りの日時になるかは、その市町村次第、状況次第です。同じ市町村でも、そのときの状況によっては「この日付でないとダメ」ということがあります。
引っ越しシーズンは混み合う
当然ながら、引っ越しのシーズンは粗大ごみを出す人も多くなります。そのため、2月~4月などは特に、希望の日付で回収の依頼をできなくなるものです。
そのようなとき「どうしてもこの日までには捨てたい」という事情があれば、不用品の回収業者などを利用していただくのがいいでしょう。
申し込みは電話・ネット(電子申請)で可能
事前の申し込みは、電話とインターネットでできます。インターネットについては対応していない自治体もありますが、たとえば志木市など多くの市町村が対応可能です。
ネットは「電子申請」の利用が必須
ネットから申し込む場合「電子申請」の手続きをする必要があります。簡単にいうと、下のものが必要です。
- パソコン
- マイナンバーカード(住民基本台帳カード)
- ICカードリーダライタ
これを見て「意味がわからない」と思った人は、電話で申し込む方がいいでしょう。逆に納税などですでに経験していて「わかる」という方は、こちらの方が便利といえます。
(それでも、リードライタがすぐに見つからないときなどは、電話の方が早いと思いますが)
電子申請は日付の指定ができない
これは自治体のルールにもよりますが、「電子申請だと日付の指定ができない」という市町村が多くなっています。たとえば志木市などがそうです。
それぞれの市町村で「この日はこのエリアを回る」というのが決まっていて、電子申請は「その予定の範囲内で受ける」ということです。このため、「出来るだけ希望の日時で回収してほしい」という場合には、電話で申し込む方がいいでしょう。
全体的には、日付指定の便利さ・申し込みの簡単さで、まだ電話の方がおすすめといえるかもしれません。しかし、今後は電子申請も便利になっていくでしょう。
手数料納付券(シール券)をコンビニなどで購入
これは埼玉県以外の都道府県でも共通です。事前に手数料納付券(シール券)をコンビニエンスや郵便局などで購入します。
それを収集日当日、自転車に貼り付けて出します。個人情報などを入力する必要はないので、特にデメリットや注意点もありません。
金額を間違えないように注意
粗大ごみの収集費用は、統一されている市町村もあれば、品目ごとに違う市町村もあります。このため、あくまで「自転車の金額」のシールを貼って出すことが必要です。
多い分には問題なく回収されますが、少ないと回収されないため注意してください。単純に回収されないだけでなく、あとで役所の方から電話をもらって対応しなければいけないなど、余分な手間が増えます。
(こうした電話に1回対応することで削がれる精神力や注意力は、意外と大きいものです)
埼玉県で自転車の処分にかかる費用
埼玉県で自転車を処分するのに必要な費用は、方法ごとに下のようになります。
粗大ごみ | 500円前後 |
---|---|
回収業者 | 8800円~(他の物も一緒に可) |
直接持込 | 無料~400円 |
以下、それぞれの費用や捨て方のルールについて詳しく解説していきます。
粗大ごみ…500円前後
埼玉県の中でも市区町村によって、粗大ごみの費用は異なります。例としていくつかの自治体の費用を抜粋すると、下記の通りです。
さいたま市 | 500円 |
---|---|
川口市 | 310円 |
春日部市 | 500円 |
和光市 | 500円 |
児玉郡上里町 | 200円・400円 |
小鹿野町 | 収集なし |
「収集なし」という例外的なパターンもありますが、ほとんどの自治体は回収しており、費用は500円が多いといえます。たまに川口市や上里町のように安い自治体もありますが、全体的には500円前後と思って下さい。
以下、それぞれの自治体での費用やルールについて解説していきます。
さいたま市…500円+税
さいたま市の場合は、自転車の処分費用が500円となっています。
これは公式サイトで「自転車、タンス、机、スキー板、ベッドなど」が、一品につき500円+税と書かれていることでわかります。
自転車のサイズの条件は?
これは「最大の1辺又は直径が90センチメートル以上2m未満」となっています。わかりやすく分けて書くと、下記の通りです。
- 一番長い辺か、直径を見る
- それが90cm以上なら粗大ごみ
- 受け付けるのは2mまで
自転車はいうまでもなく「90cm以上」ですし、大抵は2m以内に収まるので、この条件を満たしています。よほど大型の自転車や、二人乗りのタンデム自転車などでない限り、問題なく500円で収まるでしょう。
川口市…310円
川口市は大人用・子供用ともに310円で回収しています。その他にも自転車用補助椅子・三輪車など、自転車に関連する粗大ごみはすべて310円です。
500円のさいたま市と比べると、大体6割程度と非常に安くなっています。その他の粗大ごみでも川口市は310円のものが多く、さいたま市と比較して「粗大ごみを処分しやすい」という印象です。
春日部市…500円
春日部市で自転車を粗大ごみに出す場合、さいたま市と同じく500円です。消費税について明記されていませんが、もし消費税が非課税であれば、さいたま市より40円ほど安くなります。
春日部市の特徴として「自分でクリーンセンターに持ち込めば250円」という点が挙げられます。クリーンセンターに持ち込むと無料という自治体もあれば「値段は変わらない」という自治体もあるのですが、春日部市はその中間といえます。
なお、値段が変わらない自治体の一つが横浜市です。横浜市での自転車処分については、下の記事で詳しく解説しています(県は違いますが、自治体ごとのルールの参考としていただけたらと思います)
和光市…500円
和光市も、さいたま市・春日部市と同じく500円です。こちらも春日部市と同様に消費税については書かれていません。しかし、それほど大きな違いではないので、この3つの市は同じと言っていいでしょう。
和光市の粗大ごみの処分費用は、3辺の長さの合計によって、下のように分かれます。
- 260cm未満…500円
- 260cm以上~380cm未満…1,000円
- 380cm以上…1500円
これを見ると「私の自転車は260cmを超えてしまうのでは?」と思うかもしれません。しかし、普通の自転車なら大丈夫です。
- 自転車の縦の長さは、おおよそ160cm程度
- 高さは80cm程度
- 合計240cm程度
このように、大人の男性が乗る一般的なサイズの自転車でも、ギリギリ260cm未満に収まることが多いのです。実際、埼玉県の多くの市区町村で「自転車の処分費用は500円」となっています。
このため、よほど大型の自転車でなければ、上記のサイズのルールについても「問題ない」(500円で収まる)と理解してください。
児玉郡上里町…200円・400円
ここまでは、比較的大きな自治体を紹介してきました。「逆に田舎の方だとどうなるんだろう」と思う方もいるでしょう。
一例として、児玉郡の上里町の例をあげると、自転車の処分費用は「200円・400円」のいずれかとなっています。
- 21インチ以上…400円
- 20インチ以下…200円
この21インチ・20インチの違いですが、簡単にいうと「小学校の低学年までが20インチ」と思ってください。成長には個人差があるため一概にはいえませんが、20インチの適応身長は114~137cmです。
137cmであれば、小学校の低学年~中学年のうちに超えることが多いでしょう。特に中学生になるとほぼ全員が21インチ以上といえます。
つまり、子供用なら200円、大人用なら400円と考えていいでしょう。
小鹿野町…粗大ごみ回収がない
埼玉県には「粗大ごみ収集をしていない」という自治体もあります。一例は小鹿野町(おがのまち)です。公式サイトでは下のように書かれています。
※収集品目のうち、大きなものや重いものは、直接、秩父環境衛生センターへ持ち込んでください。【有料】
「収集品目」と書かれているのは、小型の家電製品です。DVDプレイヤー・カメラ・電動のこぎりといった電化製品が多数並んでいます。
しかし、自転車はありません。また、自転車や家具のように大きなものも一切書かれていません。そのため「大きなものや重いもの」というのは、一般でいう「粗大ごみ」を指しているといえます。
(小鹿野町のホームページに「粗大ごみ」というページがないことからも、それがわかります)
なぜ粗大ごみの収集がないのか
これは「クリーンセンターがすぐ近くにある」ためです。小鹿野町は埼玉県の西の端っこであり、長野との境目の「山中」にあります。
このため、さいたま市などの都市部の住民の方々と違い、小鹿野町の住民の方々は直接持ち込みが容易にできます。そのため、自治体としての粗大ごみ収集をしていないのだといえます。
回収業者…8800円~(他の物も一緒に可)
不用品回収業者に自転車の処分を依頼する費用は、当然ながらその業者によって異なります。これは埼玉県でも他の都道府県でも同じです。
そのため、あくまで目安として金額をあげると「最安レベルで8800円から」といえます。これは弊社エコアールがご提供している「ショートパック」の料金です。
弊社は埼玉県を含む関東エリアで「業界最安値宣言」をしていますが、この宣言をするにあたって、埼玉県での処分費用の相場を徹底的にリサーチいたしました。その結果、8800円という金額を設定しております。
このため、埼玉県の不用品回収業者の場合、自転車の処分料金は「最安レベルで8800円から」といえます(もし他者様の料金が弊社より1円でも安いようでしたら値引きも可能ですので、ご相談くださいませ)。
「自転車以外の物」も一緒に頼めるのがメリット
これは物にもよりますが、8800円などの料金で、自転車以外の不用品も一緒に回収できるケースもあります。ちょっとした小物であれば、サービスで回収させていただくことも可能です。
ただ、小物といっても「処分が大変」なものは多くあります。最終的にはサイズだけでなく「処分のしやすさ」にもよるということをご理解ください。
(たとえば、Macbook Airのような小型のノートパソコンは、サイズは小さくても簡単には捨てられません。※買い取ってもらえないジャンク品の場合)
どのくらいまで自転車と一緒に回収できるかはケースバイケースですが、自治体の粗大ごみよりは、他のものも一緒に処分できる確率が断然高いといえます(自治体の方は、必ず一品ごとに費用がかかります)。
このため、自転車以外のものも一緒に処分したいということであれば、回収業者の費用が割安になる可能性は高いといえるでしょう。
直接持込…無料~400円
クリーンセンターに直接持ち込んで処分するときの料金は、埼玉県の中でも市区町村によって異なります。一部の例をあげると下記の通りです。
さいたま市 | 無料 |
---|---|
上尾市 | 80円・160円 |
志木市 | 250円 |
三郷市 | 200円・400円 |
これらをまとめると「無料~400円」となります。高くても500円程度と考えていいでしょう。全体的に粗大ごみ収集に出すより、半分以上安くなります。
以下、それぞれの自治体のルールについて説明していきます。
さいたま市…無料
さいたま市では、粗大ごみを直接持ち込む場合、費用が決まっているものとそうでないものがあります。費用が決まっているものは下の6種類のみです。
タイヤ | 540円 |
---|---|
バッテリー | 540円 |
物干し台(コンクリート台つき) | 540円 |
スプリング入りのソファー(一人掛け用) | 540円 |
スプリング入りのソファー(二人掛け用以上) | 1,620円 |
スプリング入りのマットレス | 1,620円 |
タイヤというのは、もちろん自転車のタイヤではなく車のタイヤなどです。「車のタイヤにしては安い」と感じるかもしれませんが、この金額です。
自転車は上の一覧に入っていません。こうした「金額が決まっていない粗大ごみ」については、重量で決めます。
- 100kg未満…無料
- 100kg以上…10kgにつき20円+税
そして、自転車の重さは一般的に9~10kg。オフロード系の重いマウンテンバイクでも15kg程度、電動自転車でおおよそ20kg程度とされています。
つまり、どの種類でも100kgという条件にはまったく届きません。このため「さいたま市なら無料で持ち込み処分できる」ということです。
上尾市…80円~160円
上尾市で粗大ごみを持ち込み処分する場合、すべて搬入料金がかかります。自転車の場合は80円~160円です。
この金額になる理由は「10kgにつき80円」だからです。自転車は10kg~20kgで収まるため、高くても160円となります。80円はどんなゴミでも必ずかかります(もちろん、このくらいは誰でも気にしないでしょうが)。
上尾市の持ち込み処分のルールは「環境センターへのごみの持ち込みについて」という公式ページに書かれています。そこに「持ち込み出来ないもの」の一覧もありますが、自転車は書かれていません。そのため、上記の料金で処分できるといえます。
処分場は「西貝塚環境センター」で、名前通り西貝塚の35番地にあります。
志木市…250円
志木市は上尾市より少し高くなり250円です。これも重量制で「20kgあたり250円」という料金設定になっています。自転車が20kgを超えることはないので、250円で必ず大丈夫ということです。
ただし、電動アシストつきの自転車はギリギリ20kgを超えることもあります。ただ、超えたとしても250円が500円になるだけなので、それほど気にする必要はないでしょう。
志木市の処分場は「富士見環境センター」です。富士見市大字勝瀬480番地にあります。
三郷市…200円・400円
三郷市は200円か400円となります。10kgあたり200円というルールのため、10kgを超えたら400円になるということです。
特にファットバイクなどの重量級の自転車や、電動補助つき自転車の場合は400円になると考えてください(これらは確実に10kgは超えます)。
電動自転車の場合は、さらに20kgも超えて「600円」となる可能性もあるでしょう。ただ、いずれにしてもそれほど高い金額ではありません。
処理施設は「三郷市不燃物処理場」で、三郷市幸房1314にあります。三郷市に住んでいることがわかる身分証明書が必要なので、この点は注意してください(他の自治体より少しルールが厳しくなっています)。
埼玉県で自転車の持ち込み処分をするやり方
事前の連絡は不要(一部必要な自治体も)
まず、事前にクリーンセンターに連絡する必要はありません。突然持ち込んでOKです。
ただし、その日に臨時休業などをしている可能性もあるため、念のために事前に電話しておく方がいいでしょう。
身分証明書を持参する
埼玉県の持ち込み処分は、身分証明書が必要なケースが多くなります。たとえばさいたま市のクリーンセンターでは受け付けで運転免許証などを出し、住所の確認をしてもらいます。
また、三郷市なども「本人確認書類が必要」ということが明記されています。もちろん、どの市町村でも「その市町村に住んでいる」ことがわかる身分証明書が必要です(よその住所では持ち込み不可となります)。
身分証がいらない自治体も多い
一方、身分証について「何も書いていない」という自治体も多くあります。このような自治体でも必要になる可能性はありますが、「なしでOK」ということが多くなります。
筆者の住んでいる自治体では、実際になしでOKです。それも「一日に2回行く」「連日行く」ということを筆者は何度かしましたが、それでも身分証を求められることはありませんでした。
こうした自治体では、口頭で「○○の山田太郎です」と、市町村より下の住所を簡単にいうだけです。詳細にいうケースもありますが、筆者の自治体では字(あざ)をいうだけです。番地やマンション名などはいりません。
このように住所確認のルールは自治体によって異なりますが「半分程度は、身分証なしでOK」と考えてください。基本的に「田舎ほど不要になるケースが多い」といえます。
粗大ごみシールは必要ない
埼玉県では、ほとんどの市町村で持ち込みでも処分費用がかかります。しかし、粗大ごみシールを事前に買う必要はありません。
つまり、当日クリーンセンターで現金で払えばいいということです。この点は、神奈川県などの都道府県よりやさしいルールになっています。
神奈川県も市区町村によりますが「粗大ごみ処理券が必要」という自治体が多くなります。埼玉県より人口が多いことが理由と思われますが、この点では埼玉県の方が「捨てやすい」といえるでしょう。
まとめ
埼玉県は粗大ごみ処分のシステムも整備されており、自転車の処分もそれほど難しくありません。しかし、稀に「収集場に捨てていた自転車を持ち去られてしまう」などのトラブルもあります。
こうした自転車をどこかで乗り捨てされてしまうと、防犯登録のデータから「あなたが不法投棄をした」という疑いをかけられる恐れもあります。そのようなリスクをゼロにしたい場合や、他にも処分したいものがある場合などは、不用品の回収業者を利用していただくのがいいでしょう。
弊社エコアールでは、埼玉県での自転車処分にも対応いたしております。自転車一品だけでも対応可能ですし、他の不用品を合わせて処分させていただくことも可能です。
お問い合わせは電話・メールの両方でお受けしておりますので、何でもお気軽にお尋ねください。埼玉県内で業界最安値保証を宣言する業者として、リーズナブルで質の高いサービスを提供させていただきます。