一軒家(ゴミ屋敷)の掃除(片付け方)方法をゼロから徹底解説!

デジカメ 不用品回収業者

「自宅に散らばるゴミをキレイに片付けて、衛生的な環境で生活したい!」「ゴミ屋敷を片付けたいけれど、どうやって片付ければ良いのかまったく分からない…。」など、ゴミ屋敷問題を解決するにあたっていろいろと確認しておきたいことがあるでしょう。

たとえ、自宅がゴミ屋敷でも、正しい手順を踏んで清掃に取りかかれば、どんな部屋でも美しく清潔なもとの状態を取り戻すことができます。これから、ゴミ屋敷を片付けるにあたって必要なマインドや具体的な手順、効率の良い片付け方などをご紹介しますので一緒に確認していきましょう。

ゴミ屋敷で発生する問題とは?

ゴミ屋敷問題
自宅をゴミ屋敷にしてしまう人の中には、下記のような考え方を持つ方がいます。

  • わざわざ時間をかけて掃除をする必要性がない。
  • ゴミが溜まっている程度のことで、大騒ぎするのはおかしい。
  • 他人に迷惑をかけていないのだから、問題ない。

確かに、ゴミ屋敷の問題は自己責任なのかもしれません。たとえ、ゴミであったとしても自宅の中にある以上、居住者の所有物であり、他者が勝手に処分できるものではありません。しかしながら、ゴミ屋敷を片付けないということが、自身の健康に対して害をおよぼし、他者に迷惑をかけることにつながってしまいます。

まずは、ゴミ屋敷の清掃を怠ることで、どのような問題が発生するのか確認していきましょう。

不衛生なため健康が維持できない

ゴミ屋敷は、どうしても通気性が悪くなるため、非常にカビが生えやすいです。また、食べ残したものを分別することなく、数日放置すると悪臭が漂うようになります。その結果、室内が不衛生な状態となり、日常生活や身体に下記のような問題が発生します。

  • 悪臭によってリラックスできない。
  • 不衛生な空気環境により病気にかかる。
  • ものが散乱しているため、必要なものが見当たらない。
  • 家族が居住者に近寄りたがらない。
  • 精神的に、うつ状態に陥る。
  • 片付けるための気力を失う。

自宅がゴミ屋敷になってしまうと、居住者本人が健康を維持することができません。特に、カビなどが、呼吸器等に問題を引き起こし、咳が止まらなくなるなどの問題が発生します。また、ごみ屋敷にしてしまうと、周囲とのコミュニケーションが疎遠となってしまうため、居住者が孤立してしまいがちになります。

そうなると悩みを抱えていても周囲に相談できないため、うつなどの問題を引き起こし、自身でゴミの片づけができない状態となってしまいます。

自宅の外装や内装が急速に劣化する

自宅をゴミ屋敷にしてしまうと、土台となる柱や外装、内装が急速に劣化し始めます。数百キロのゴミが24時間、常にフローリングの床の上に乗っかっているため、予想をはるかに超える圧力が土台に負荷を与えてしまいます。

また、部屋が密閉されており湿度が高いため、住宅の柱にカビが生えやすくなります。室内にカビが蔓延すると、天井や外壁にまで影響を与え、全体的に黒ずんだボロボロの住宅へと変わっていきます。

そういった場所が雨漏りの原因や外壁塗装の乖離やコケ、カビなどの問題を引き起こすため、しっかりと対策を講じましょう。

ハエやゴキブリが大量に発生する

不衛生なゴミをいつまでも放置していると、腐敗物質にハエが卵を産み付けて、うじ虫が大量に発生するようになります。また、ゴキブリも腐敗したものをエサとして、自宅に卵を産むため、気づけばハエやゴキブリなどの虫が大量に発生するようになります。

実際に、ゴミ屋敷で生じるトラブルとして、近隣住民の自宅に「窓を開けていたら、ハエやゴキブリが入ってきた。」ということも頻繁にあるため、自分のだけの問題と考えるのではなくて、他者と良い関係を築くためにも、しっかりと片付けていくことが大切です。

ゴミ屋敷の掃除に必要なマインド

片付けマインド
ゴミ屋敷を片付けたいのなら、作業を始める前に、掃除に必要なマインドを習得しましょう。毎日、ゴミ山の中で生活していれば、キレイな場所を求めることに対して、意識が薄れていくのかもしれません。しかしながら、部屋が汚いよりもキレイであることの方が良好であることは、誰にとっても明確です。

ゴミ屋敷の片付けに大切なのは、マインドです。心構えとも言われていますが、片付けのマインドさえしっかりとしていれば、ゴミ屋敷をきっちりと片付けることができます。もし、今まで片付けに取り組んだものの、失敗に終わってしまったというのであれば、ゴミ屋敷の清掃に必要なマインドから習得していきましょう。

何一つとして残さないと決心する

ゴミ屋敷を片付けるにあたって、大切なことは、何一つとして不必要なものは残さないと決心することです。自宅をゴミ屋敷にしてしまう人には、下記のような特徴があります。

  • お金がもったいなくて捨てたくない。
  • いつか使うかもしれないから残しておきたい。
  • 大切な思い出なので、捨てることはできない。
  • ものを捨てることに対して強い抵抗がある。

もし、上記のような考え方が少しでも残っているのなら、ゴミ屋敷を完全に片づけることは難しいでしょう。使えるものを簡単に捨てるのではなく、自宅に残しておくことは非常に良いことです。しかしながら、残しておく行為も度が過ぎてしまうと、ゴミ屋敷の原因を作ってしまいます。

自分でゴミが捨てられないため、不用品回収業者を入れたとしても、
「それは、まだ使うから捨てないで。」
「それは、ごみじゃないです。家族との思い出の品物なんです。」
という言い訳ばかりをしていれば、いつまでたっても片付くことはないでしょう。そのため、家の中にあるものを、ほとんど捨ててしまうぐらいの勢いが大切です。

一点集中でゴミを片付ける

ゴミ屋敷の掃除を成功に導きたいのなら、一点集中することを意識して、ゴミを片付けていきましょう。「ヨッシ!たくさんのゴミを片付けるぞ!」と強く意気込んだ方でも、実際にゴミ屋敷の清掃に着手すると途方もない作業の連続に、片付け自体を諦めてしまうことも多いです。

専門家によるアドバイスもなく、1人ですべてのことを解決すると考えると、あまりの作業の大変さに、うんざりしてしまうのかもしれません。やはり、大量のゴミ山を目の前にすると、なかなか作業が進まなくなってしまうため、目の前にあるゴミに一点集中して、脇目もふらずに片付けていきましょう。

ゴミの処分に迷いは必要ない

ゴミ屋敷を片付けるにあたって、一切の迷いは必要ありません。「これは、捨てた方が良いかな…。いや、でもいつか使うかもしれないし…。」などと迷っていたら、いつまでたっても片付きません。

人間には、お金を払って購入したものを処分することに対して強い抵抗を示す傾向があります。処分する方向で意識的にコントロールしていかなければ、結局何もせずに作業が終了してしまうでしょう。

ゴミ屋敷で処分するゴミは膨大なので、何か1つ作業をするたびに迷っていては、いつまでたっても片付きません。目についたものを片っ端に捨てるぐらいの思いっきりさを持って、効率よく対処していきましょう。

ゴミ屋敷の清掃に必要な片付けの手順

片付け手順
最近は、若者や高齢者など年齢に限らず、ゴミ屋敷問題に悩む方が増えています。片付けたいという思いがあっても、片付けの手順が分からなければ、なかなか作業が進まないのではないでしょうか?

ここでは、ゴミ屋敷を片付けたいという方のために、具体的な手順をご紹介します。もし、自分で片付け可能な状態なのであれば、下記の処分手順通りに進めることで、部屋をキレイに掃除できます。

【処分手順1】ゴミ捨ての作業スケジュールを立てよう!

まずは、ゴミ屋敷を効率良く片付けるために、作業スケジュールを立てていきましょう。最初は、すべてを処分すると意気込んでいても、作業疲れがたまってくると、冷静な判断力と高い集中力を失ってしまうため、すべてのものが大切なように見えてきます。そのためにも、部屋の状況を具体的に把握し、片付ける順番を事前に決めておくことが大切です。

このような感じで、日付と予定を入れておけば、非常にわかりやすいのではないでしょうか。

  • 1月1日 掃除用具を一式揃える
  • 1月2日 貴重品リストにあるものをすべて回収してゴミを捨てる。
  • 1月3日 不用品回収業者を呼び、不用品を回収してもらう。
  • 1月4日 ゴミ袋を自治体回収に出す。
  • 1月5日 水拭きをして、全部屋チェック後、清掃終了。

上記の作業スケジュールは、非常に簡単なものですが、事前にしっかりと予定を立てておけば、作業に迷いが生じることがありません。

しかしながら、今後の生活もあるため、捨てないものを1つずつ考えていかなければいけません。必要なものを処分してしまった結果、あとで購入しなければいけなくなってしまったら、無駄なコストになってしまいます。

そのため、片付けを始める前にメモ用紙とシャーペンを準備して、“今後も使用する家電・品物リスト”を作っておき、作業時に的確に判断できるようにしておきましょう。

【処分手順2】ゴミを分別するものを準備しよう!

自宅のゴミを処分する場合は、しっかりと分別を意識して掃除に取りかかってください。何でもビニール袋に突っ込めば良いというわけではありません。自治体の廃品回収制度にもよりますが、古着などを回収しているのであれば、専用のダンボールを準備して、1つにまとめて処分できるようにしておきましょう。

他にも、燃えるゴミの中に、空きカンやスチールカン、スプレーカン、ペットボトルなどの燃えないゴミを入れてしまうと環境に良くないため、分別に必要な数だけダンボールやゴミ袋を準備しておきましょう。

【処分手順3】部屋の出口周辺から片付けていこう!

基本的に不用品回収業者にゴミ屋敷の片付けを依頼しない限り、部屋の片づけを一日で終えるということは非常に難しいです。ゴミの量が少なかったとしても、数日程度かかります。出入り口からゴミが山積みなら、1週間以上かかってしまうでしょう。

ゴミの量によっては、1人で片付けを行うと危険なため、不用品回収業者に作業を依頼した方が、安全に効率良く作業を進められます。掃除のポイントは、出入口周辺から行うことです。

部屋の奥から片付けてしまうと、出入り口がふさがれてしまうため、居住者本人が部屋から出られなくなってしまいます。外につながる出入口から順番に片付けていくことで、居住者の通路を確保しながら安全に掃除にとりかかることができます。

【処分手順4】片付けるための環境を整備しよう!

ゴミ屋敷の片付けを行う場合、効率良く掃除を進めるためのポイントがあります。それは、目に見える範囲から片付けていくのではなくて、足元から片付けていくということです。自分が立っている位置から片付けていくことで、確実にゴミが減っている達成感を味わうことができます。

掃除が苦手な人ほど、さまざまな場所に点在するごみを処分する傾向にあるため、掃除をしていても減っている感覚が薄く、なかなか達成感が得られません。また、足場が悪い環境で片付けを始めてしまうと転倒する可能性もあるため、足元から片付けることが掃除の基本となります。

分別用のダンボールは、常に手元に置いておく

ゴミ屋敷の片付けが始まったら、すぐに分別用のダンボールを近くに置くようにしてください。いろんな場所に分別用のダンボールを置いていると、その場所まで持って行くことになるため、目の前の片づけに集中できなくなります。これも環境作りのひとつといえます。

リビングの片付けを始めたのなら、その部屋の掃除が終わるまでは、絶対に他の場所の片付けを行わないと決心しなければ、部屋を移動してばかりでなかなか片付きません。たとえば、ごみ屋敷の片付けを挫折してしまう人は、下記のような掃除の仕方をしています。

10分間、リビングを片付けて…
他の部屋に荷物を運ぶために移動して…
そこでバスルームのゴミが気になって片付けを始めて…
また数十分後にリビングに戻って…
今度は、トイレのゴミが気になって片付けを始めて…

上記の片付けのマインドでもあったように、1点集中することを心がけて片付けを進めていかなければ、1つの部屋がいつまでたっても片付きません。常に、1つの部屋の片づけが終わるまでは、他の部屋に行かないことを心がけてください。

【処分手順5】片付け効率を意識しよう!

ゴミ屋敷の掃除では、大きく片付けのインパクトの強いものから取り除くようにしてください。たとえば、下記のようなものから片付けていくと、効率良く部屋が片付きます。

  • 洗濯機
  • 冷蔵庫
  • テレビ
  • エアコン
  • 扇風機
  • 布団
  • コタツ
  • テーブル・イス
  • パソコン

家電製品や日用品の中でも、比較的大きいものは、処分するものか判断がしやすいです。大きい物を運び出すには、最低限の通路を確保する必要があるため、スペース的に取り出すことが難しければ部屋の片隅にまとめていつでも処分できるように整理しておきましょう。

そのため、処分するのか判断が難しい書籍や書類、思い出の品物の処分に手を出してはいけません。他にも、ペットボトルや缶、紙クズなど、小さなゴミの処分は、最後に行いましょう。片付け効率の良いものから掃除をしていくことが、上手な片付けの原則なので、常に広い視野でゴミを眺めて無駄のない作業を行いましょう。

【処分手順6】ごみは、適切に分類しよう!

燃えるゴミやプラスチックゴミ、粗大ゴミなど、リサイクルなど意識して適切に処分することは、非常に大切なことです。しかし、これは、捨てる直前にゴミの素材を確認して分類すれば良いだけなので、さほど迷いは生じないと思います。

ゴミ屋敷の片付けで困るのは、思い出の品物の分類です。特に、下記のようなものは処分すべきなのか迷うでしょう。

  • 子供のために買ってあげた絵本
  • ほとんど見ることがない思い出のアルバム
  • 使わないものの、幼少期の思い出が残る茶碗
  • 着用できないが子供の成長が感じられる衣類

このようなものを処分するとき、どうしても大きな迷いが生じます。処分するべきなのか、大切な思い出として残しておくべきなのか、なかなか判断がつきません。ちなみに、不用品回収業者は、思い出の品物の処分を強要することはできません。

今後も使用する予定がないのなら、“捨てるべきもの”に分類して処分してしまいましょう。そうした方が、部屋のスペースが以前よりも広々と利用できます。

【処分手順7】資源価値のあるものは、売却しよう!

ゴミ屋敷の中にあるからといって、すべてがゴミだというわけではありません。もちろん、資源価値をもったものも、たくさんあるでしょう。たとえば、下記のようなものは、状態が良ければ売却可能です。

  • 現在でも使用可能な家電製品
  • 漫画・雑誌などの書籍類
  • ゲーム機器全般
  • 音楽CD
  • 自転車

こうったものは、不用品として処分する前に、リサイクルショップやオークションを利用して売却するべきです。そうすれば、少しでも利益を生み出すことができます。

しかしながら、実際にどんなものに価値があるのか見分けがつかないという方も多いでしょう。そういった方は、不用品回収業者にゴミ屋敷の清掃を依頼すれば、資源価値を有するものは、売却査定してくれるため、誤って処分してしまうということがありません。

【処分手順8】ごみの処分方法を調べよう!

どんなゴミにも適切な処分方法があります。たとえば、スプレー缶を処分する際、適切に処分・分類することなく燃えるゴミの中に入れて捨ててしまうと、ゴミ回収トラックの中でスプレー缶の中にあるガスが大爆発を起こすことがあります。

その結果、ゴミ回収トラックが故障して使用できなくなってしまいます。スプレー缶を処分するなら、しっかりと穴をあけてガスをすべて出しきってから処分しなければいけません。ちなみに、ガスは、人体に有害なので空気流動のある屋外で穴をあける作業をしましょう。

このように、どんなゴミにも適切な処分方法があるため、事前に調べてから分類するようにしてください。誤って処分すると、不法投棄の罪に問われることもあるため、注意しましょう。

ゴミ屋敷の掃除を不用品回収業者に依頼する手順

不用品回収業者依頼手順
ゴミ屋敷は、テレビニュースなどでも頻繁に取り上げられるようになり、決して珍しいものではなくなりました。実際、ゴミ屋敷の問題は他人事ではありません。あなたには、年を重ねた高齢の両親はいるでしょうか?

遠く離れたところに住んでいるのなら、認知症を患ったことで自身で片付けができず、自宅をゴミ屋敷にしてしまっていることがあります。実際に、長期休暇の際、田舎に帰省したときに、その事実を知ることが多々あります。

自体が発覚したあとに、冷静に自分でゴミを処分できるのかといわれたら非常に難しいでしょう。そんなときは、不用品回収業者を利用して効率良くゴミを処分していきましょう。不用品回収業者を利用すれば、ゴミ屋敷を自分で片付ける必要はありません。業者への依頼手順は下記の通りです。

不用品回収業者にメールや電話で現状を伝える

まずは、不用品回収業者にメールや電話を利用して現状を伝えましょう。事前に下記のことが伝えられるとスムーズです。

  • 名前
  • 住所
  • 部屋数
  • ゴミ屋敷になってしまった経緯
  • ゴミの量(家に入れないなど)
  • ゴミの種類(粗大ゴミ4台・空きペットボトルなど)

片付けの依頼前は、不用品回収業者は、一切部屋の状況が分かりません。すべては、相談することからはじまるため、メールや電話を利用して、気軽に相談してみましょう。

ゴミ屋敷清掃に必要な費用を無料見積りで算出する

ゴミ屋敷の清掃を依頼するにあたり、いくら必要なのか費用が分からなければ不安で依頼できないでしょう。不用品回収業者に相談すれば、無料で見積りを実施してくれます。その際、自宅訪問によって、具体的な金額を決定していきます。

見積り書の内容を確認すれば、ゴミ屋敷の片付けに必要な費用やその内訳が明確に分かるため、依頼前にしっかりと目を通すようにしてください。このとき、合計費用しか掲載していなかったり、細かい費用項目などが省略されている場合は、違法な不用品回収業者である可能性が高いです。

優良な不用品回収業者ほど、見積り書を丁寧に作成し、備考欄等に「追加費用なし。物品破損時の補償オプションあり。」などの文言が書かれているため、金額の項目以外にも、備考欄等にしっかりと目を通すようにしてください。

契約後、作業スケジュールを打ち合わせる

見積りの内容に納得がいくのなら、双方で契約を交わします。その後、作業スケジュールを具体的に打ち合わせていきます。たとえば、下記のようなことを決めていきます。

  • 作業開始日
  • 当時の立会人
  • 作業時間
  • 作業時の注意点
  • 最終チェック時の立会確認
  • 作業終了後の金銭的手続き

上記のような具体的な作業スケジュールを決定し、清掃作業当日は、事前打ち合わせの通りに、作業を開始します。このとき、トラックの駐車場所について気になることがある場合は、事前に申告しておくとスムーズに作業を開始することができます。また、住民への呼びかけが必要であれば、不用品回収業者が代わりに行います。

他にも、片付け時に気をつけてほしいものがある場合は、事前に申告しておけば、不用品回収業者は、掃除の仕方を工夫します。見つけてほしいものがある場合も、打ち合わせで伝えておくと作業をしながら探し出してくれます。

ゴミ屋敷の片付けを開始する

不用品回収業者は、ゴミ屋敷掃除のプロフェッショナルであるため、作業に一切の無駄がありません。もし、ゴミ屋敷の片付けを自分で実施していたら、下記のようなことが起きるかもしれません。

  • 不用品持ち出し時に、壁にものをぶつけてしまう。
  • 資源価値があり、売却可能なものをゴミとして処分してしまう。
  • ゴミの処分方法を誤った結果、必要以上に処分手数料を支払う。
  • 疲労から安全確認を怠り、ケガをしてしまう。
  • 予想以上に時間がかかり、多くの時間を無駄にしてしまう。

他にも、ゴミ屋敷の片付け後には、キレイに雑巾がけをする必要があるため、自分ですべての片付けを行うというのは、不可能なようにも感じます。軽度ではなく重度なゴミ屋敷なら、不用品回収業者に業務として依頼した方が効率良く作業を進めることができます。

依頼者が室内を最終チャックし、費用を支払う

ゴミ屋敷の片付けが完了したら、不用品回収業者と依頼者の双方が最終チェックを行います。依頼者が確認後、掃除の仕方に納得がいった場合、そこでゴミ屋敷の片付けは終了です。決済手段は、下記の通りです。

  • 現金の手渡し
  • 指定銀行口座による振り込み
  • クレジットカードによる決済

このとき、不用品回収業者によって、現金を手渡しすることで手続きを完了することもあれば、クレジットカードを利用した決済方法を利用することもあるため、事前の打ち合わせで詳細について聞いておきましょう。

まとめ

ゴミ屋敷の掃除(片付け方)方法について、ご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。このように、すべての作業を自力でするのは、非常に大変です。多くの時間と労力をかけるものの、専門的な片付けの知識がないため、なかなか作業が進みません。大きな家電や重たいタンスなど、処分に困るようなものがあらわれるたびに、作業の手を止めなければいけません。

また、ほとんどの場合、ゴミ屋敷の居住者本人ではなく、家族の協力のもとに片付けが進むことが多いため、それなりにまとまった日数が必要です。しかし、働きながら1週間~2週間の休みをもらうことは、現実的に難しいでしょう。なによりも家がゴミ屋敷であることを周囲に知られたくないでしょう。

自治体回収もいつでもあるわけではないため、日程を調整しながらの片付け作業となります。不用品回収業者に依頼すれば、そのようなことを一切気にする必要がなく、ゴミの回収を依頼できます。日中、忙しいサラリーマンでも休日などに予定を合わせてゴミ屋敷の片付けができます。まずは、現状の状態について、お気軽にご相談ください。

NO IMAGE:pagetop